11月14日はままつ映画祭・特別上映会「象は静かに座っている」は、終了いたしました。
ご来場ありがとうございました。

上映後、作品解説・最新中国映画事情が、トークゲスト戴 周杰 さん( TAI Shuki)(木下惠介記念館スタッフ)のこの作品・映画について、熱のこもった思い、たくさん聞けました。

フーボー監督のこと、戴さんと監督との学生時代の関係、映画のロケ地、フーボー監督の著作物、フーボー監督の演出方法、フーボー監督とプロデュ―サーの確執、フーボー監督の苦悩(4時間版と2時間版の身を削る編集作業)、中国映画のこれからは・・・。

来場者からの質疑もあり、楽しめました。

もし、フーボー監督が生きていたら、次回作は、何だったのだろう。ロシアと北部中国の国境の町「満州里(まんちゅうり)」にどんな思いがあったのだろうか?聞いてみたい。

お客様の声(質問を含む)
●象は何を象徴しているとお考えでしょうか?
●映画のサウンドトラックのタイトルの中に「キッズリターン」がありましたが、
監督は、北野映画を好きだったのですか?
●(浜松市・50歳代)絶望の映画なのか、最後のバスの灯は、希望なのか
●(浜松市・50歳代)自主映画もよいですが、こうした映画を掘り起こし、
紹介も良いと思います。
●(浜松市・20歳代以下) 無気力といえばいいのか、打ちひしがれています。
年を重ねて観直した自分は何を思うのか、少年か老人かどちらの考えに近いのか、
怖くて知りたくない気持ちもありますが、いつかまた、再び観たいと思いました。