「動かす世界だ!アニメ、アニメ、アニメーション」
セル動画だけが、アニメではない。色々な手法のアニメが世界中にある。
アカデミー賞受賞作品「つみきのいえ」と、細山広和(日本アニメーション協会員)のセレクションによる、国内外の一流アニメーション作家の作品を上映。
アニメーション特集は、11日・12日両日おこないます。(「つみきのいえ」は、日本のアニメです。)

スタッフの視点
作品1 「ギーダ」 ブラジル
曲線のすてきなデッサンのような絵。やわらかな茶色を基調にした色。ブラジルの働く独身女性の生活がみえてくる。
作品2 「ハムレット コメディ」 ロシア
黒と白の影絵の世界。子供たちと先生の劇場でのお話。日本の映画館のマナー動画と見比べてほしい。
作品3 「昼下がり」 台湾
家ではお昼寝。学校の給食。屋台には、たくさんの人。おいしそうなラーメン。食べたい~。
作品4 「5分間博物館」 イギリス
石器時代の石、矢じり、現在の生活用品まで、あっという間に見せちゃう、ミラクルマジックなミュージアム。こんな博物館、私もつくりたい。

スタッフの視点
作品5 「エラスティカという名の女の子」 カナダ
輪ゴムと画びょうで、物語が動き出す。ゆれる女の子のポニーテール。昔のテレビゲームのような・・・。画鋲のあと(穴)が、たくさん。作りての大変な苦労も見える。
作品6 「動画新聞」 フランス
落書きした新聞が動き出す。世界のニュースが動きだす。だんだんと怖い世界になってくる。きっと将来、本当の新聞もこうなるなるかもしれない。
作品7 「うさぎとしか」 ハンガリー
平面から立体へ変わっていく。ルービックキューブが、キーのようだ。部屋に中から、外の世界へ。紙のうさぎが、雨でぬれてしまう・・・。