この世界の片隅に 片渕須直監督 トークイベント

この世界の片隅に 片渕須直監督 トークイベント
12月3日。シネマイーラ。昨年、はままつ映画祭のゲストでお越しいただいた片渕須直監督のトークイベントです。
この世界の片隅に 片渕須直監督 トークイベント
あれ?ここじゃないの?会場はマハロ。お客様たくさん入りました。
この世界の片隅に 片渕須直監督 トークイベント
きれいなお花も飾られています!シネマイーラ8周年を兼ねてのイベントのようです。「この世界の片隅に」の予告がながれ、片渕監督のトークがはじまります。
この世界の片隅に 片渕須直監督 トークイベント
この世界の片隅に 片渕須直監督 トークイベント
この世界の片隅に 片渕須直監督 トークイベント
片渕監督 たくさんのお話していただきました。
11月12日63館の映画館スタート。年始までに160館で上映。入場者は、12月1日午前中で5位。SNS口コミ以外でも、年配の親子が来場している。ヨコハマ映画祭では、作品賞をいただいた。ヨコハマ映画祭2016年の年間ベストテン(第一位)。シンゴジラに勝った。ニコニコ
http://yokohama-eigasai.o.oo7.jp/38-2016/38_2016_best10.html
http://yokohama-eigasai.o.oo7.jp/38-2016/38_2016_shou.html
2010年8月にこの映画を作ろうと思った。最初は、怪獣映画を考えていた。上陸地点は、神奈川県(シン・ゴジラの上陸地点に近い)。
2011年原作者こうの史代にあう。 原作の比率は、1:1。映画は16:9。書き足さないと映画にならない。 
原作を読むと どこだかわからない。「この世界の」年表(主人公すずさんの日誌)作りからはじめた。日誌から世界を見る。天気・気温。戦艦大和が見える場所。原作の1ページを読み解く(この世界の片隅のすみを描く)・・・・。
花がない主人公「すず」。(片渕監督とこうの史代が描くと花がない)。主人公「すず」はふつうの人。スポンサーは、花がない主人公では、お金をだしてくれない。クラウドファンディングでしかできない。出資者に「冬の記憶(昭和9年1月)」をサイレント(音声なし)で見せた。原作のなぞを解く。かわいらし「すずさん」の存在。つくる愛着がある。本当の「すずさん」とその周りを描きたい。
この世界の片隅に 片渕須直監督 トークイベント
参考にした映画は、黒澤明監督の「一番美しく」。女子挺身隊の行進のシーンの音楽は、作詞サトウハチロー「勝利の日まで」。この映画のテーマ「悲しくてやりきれない」の作詞もサトウハチロー。呉空襲の迎撃機は紫電改。・・・・。高射砲の煙幕の(白・黒・カラー)色。・・・・。

ひとつひとつ丁寧に調査していて、絵を描くまでのプロセスに、ものすごいパワーを感じます。
皆様「この世界の片隅に」をご覧ください。シネマイーラで、12月24日(土)公開です。
「この世界の片隅に」ホームページ 予告編
http://konosekai.jp/

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この映画を世界中の人が観てくれたら、テロや戦争がなくなる・・・・・かも。

映画祭スタッフ
かね子



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